反復使用パレットは貨物と別申告が必須です。
通関業務でパレットを扱う際、貨物代金にパレット代が含まれていても、反復使用する予定があれば貨物とは別に申告しなければなりません。これは関税率表の解釈に関する通則5(b)に基づくものです。
参考)『関税率表の解釈に関する通則ー通則5(b)・パレット』 : …
別申告が必要な理由は、再輸入時に免税措置を受けるためです。初回に関税・消費税を納税すれば、2回目以降は「再輸入免税」が適用できます。
国土交通省が2024年に改定した手引きでは、日韓間の実証輸送でプラスチックパレットを使用し、貨物とパレットを分けて通関した事例が紹介されています。日本側では再輸入免税、韓国側では再輸出免税が適用されました。
つまり適切な手続きで双方の税負担を軽減できます。
参考)https://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/freight/content/001738904.pdf
AEO輸出者(特定輸出者と特例輸入者の両方の承認)なら、輸出入状況を帳簿で適切に管理し特例申告を行えば、税関への事前資料提出を省略できます。
業務効率が大幅に上がりますね。
再輸入免税を受けるには、パレットが本邦から輸出されたものと確認できることが条件です。確認方法は、パレットの規格・材質と輸出許可書の記載内容の照合で行います。
輸出時には輸出申告書の個数・番号欄に、規格・材質など同一性確認に必要な事項を記載しておく必要があります。これを忘れると再輸入時に免税を受けられません。
痛いですね。
帳簿管理を適切に行っている事業者は、輸入申告書記載の規格・材質・識別表示資料、帳簿様式、パレット流通場所を記載した資料を税関に提出すれば、それらの資料で確認できます。輸出許可書がなくても対応可能ということです。
リターナブル物流容器(RTI)としてパレットを国際間で反復使用する場合、通関時に「貨物」と「RTI(パレット)」を分けて申告書類を作成します。
この手続きが国際物流コスト削減の鍵です。
参考)報道発表資料:国際間リターナブル物流容器の利用を促進する”手…
税関公式サイト「再輸入免税貨物の手続」
再輸入免税の詳細な要件と必要書類について、税関の公式見解を確認できます。
国際輸送で使用するパレットは、木製・プラスチック製・金属製・段ボール製があります。
それぞれ通関上の扱いが異なります。
参考)301 Moved Permanently
木製パレットは害虫駆除のため燻蒸処理が必要ですが、段ボールパレットは燻蒸不要で通関が楽になります。通関スピードを重視するなら段ボール製が有利ですね。
参考)段ボールパレットのメリット?通関が楽でリサイクルも簡単!
プラスチックパレットは輸出梱包やワンウェイ使用に向く軽量・低価格タイプがあり、5.9kgから選べる超軽量モデルも登場しています。輸出梱包で使い捨てる場合は、貨物の一部として一緒に申告すればOKです。
参考)輸出・ワンウェイ用プラパレット|日本プラパレット株式会社
木製パレットを反復使用する場合、保管時の温度・湿度管理が重要です。カビが繁殖すると木材強度が落ち、パレット倒壊リスクが高まります。納品先でカビ付きパレットが発見されると信頼を失いかねません。
風通しの良い場所での保管が原則です。
数万部や数十万部の大部数チラシを配送する際、通常は「パレット配送」という方法を使います。チラシを段ボールに梱包せず結束してパレットに積み、そのまま運搬する手法です。
参考)大部数チラシの配送方法って知ってる?
パレット配送は通常の宅配便より送料を大幅に削減できます。ただし配送先がフォークリフトを持っていないと荷降ろしできません。ポスティング会社はフォークリフトを持たないことが多く、パレット配送を受け付けない場合があるので要注意です。
会社や店舗への配送では、基本的に段ボール梱包でないと荷降ろし不可能です。配送先の設備状況を事前確認しないと、受取拒否のリスクがあります。
「大部数チラシの配送方法って知ってる?」
パレット配送の実務的なメリット・デメリットと配送先選定のポイントが詳しく解説されています。
国内パレット販売サイトでは、メーカー及び国内デポから直送で短納期・低価格配送を実現しています。小口(10枚~)から大口(10トン・4トン車建て)まで対応可能で、デポ近隣なら自己引取りで送料無料になります。
配送コスト削減には引取りも選択肢です。
参考)プラスチックパレット(プラパレット)の最安値販売に挑戦する …
デイリーファッション「パレット」の各店舗では、WEBチラシで最新のセール情報を公開しています。2026年1月28日~2月1日には決算売りつくしSALEが開催され、冬物厚地靴下500円均一、冬物パジャマ3割引、冬物ブーツ1,500円均一などの目玉商品が登場しました。
参考)WEBチラシ
パレットのチラシは関西エリアを中心に、ラスパ西大和店・高見プラザ店・ポップタウン住道1番館店・阪急伊丹駅店などで定期的に発行されています。各店舗ごとの最新チラシはShufoo!などのWEBチラシサービスでまとめて確認できます。
参考)レギュラーチラシ(関西)
サファ福山店は2026年2月15日、イズミヤ門真店は2026年3月31日に閉店予定で、閉店セールを実施中です。閉店セール期間は大幅値引きが期待できますね。
チラシ・リーフレット作成では「自分が伝えたいこと」より「お客が何を知りたいのか」を見せることが集客の最新ノウハウです。通関業務の専門サービスを案内する際も、業務フローではなく顧客の悩み解決を前面に出すと効果的です。
参考)https://www.semanticscholar.org/paper/2330c72a0750cd591cb80709fc18b54fa49df01d
Blockchain-IoTプラットフォームを活用したスマートパレット管理システムが登場しています。パレットプーリング(複数事業者でのパレット共同利用)の分散管理を実現し、サービス信頼性・品質コンプライアンスの向上を図ります。
参考)https://www.mdpi.com/1424-8220/21/18/6310/pdf
従来のパレットプーリングは単一サービスプロバイダーに依存するため、サービス信頼性・品質問題・パレット不足などの落とし穴がありました。分散型管理システムならこれらのリスクを軽減できます。
欧州ではユーロパレットと呼ばれる標準パレットに積んだ状態での車両積込みを条件に輸送価格が決まり、バラ積みは追加料金がかかります。荷主・トラック業者の各企業がユーロパレットを購入し、積込車両は空パレットを持参して引き換えにパレット積み貨物を引き取る仕組みです。
参考)理不尽なパレット積み替え 「改善される気配はない」|労務管理…
日本でも標準化されたパレット流通システムが普及すれば、積み替え作業が減り物流効率が向上します。実際、現場では理不尽なパレット積み替え問題が長年解決されていません。荷主・荷受け側に荷役作業員を配置し、ドライバーが荷物に触らないシステムへの移行が求められます。
国土交通省「国際物流におけるリターナブル物流容器(RTI)利活用の手引き」
RTIの再輸入免税・再輸出免税の具体的な適用事例と手続きフローが詳しく紹介されています。
通関業務従事者がパレット管理を効率化するには、帳簿による輸出入状況の一元管理が有効です。AEO認定を取得すれば、特例申告による事前資料提出省略のメリットも得られます。長期的には業務負担とコストの両面で大きな差が出ますね。