国際物流会社年収の実態と給与アップ戦略

通関業務に携わる方に向けて、国際物流会社の年収実態を企業規模別・職種別に詳しく解説します。大手企業では1000万円超も可能な一方、中小企業との格差も存在します。あなたのキャリアで年収を最大化する方法とは?

国際物流会社年収

通関士として5年勤めても年収400万円台なら転職で150万円損します。

💡この記事のポイント
📊
企業規模で200万円以上の差

大手国際物流企業の平均年収は800万円超、中小企業は400万円台と明確な格差が存在

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通関士資格手当は月3千円〜1.5万円

企業規模により資格手当に3倍の開きがあり、年間で最大18万円の収入差

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外資系・海外勤務で年収600万円〜800万円

国内企業より200万円以上高く、海外赴任手当や危険手当が収入を押し上げる

国際物流業界の平均年収の実態


国際物流業界全体の平均年収は約453万円で、全体の年収分布では「401〜500万円」に該当する人が最も多い状況です。ただし、この数字は職種や企業規模によって大きな差があります。
参考)https://www.kotora.jp/c/71962-2/

物流業界の大手企業では、平均年収が700万円前後と高い水準が一般的です。東証一部上場の大手物流企業は、高度な物流インフラを持ち、国内だけでなく国際的な物流ニーズに応えるため幅広い業務を展開しています。
参考)物流企業の年収はいくら? 給料相場をくわしく解説

通関業務に従事する方の平均年収は約540万円程度で、月々の給料に換算すると約38万円です。これは勤務先や年齢、スキルなどによって500万〜1,200万円と大きな差があります。
参考)通関士の平均年収|資格手当や勤務先による年収差についても解説…

国際物流関連職種(海外営業、貿易業務など)で働くには英語力などが必要で、国際物流を担当するため平均年収は国内物流よりも高めです。国内の貿易・物流企業で働く通関士の平均年収は400万〜500万円ほどですが、外資系企業や海外勤務の通関士は600万〜800万円ほどで、国内企業勤務の場合と比べ200万〜300万円ほど差があります。
海外赴任手当、家族手当、危険手当などの支給があるからです。​

国際物流大手企業の年収ランキング

物流業界の大手企業では、平均年収に明確な序列が存在します。商船三井は平均年収1,436万円で業界トップです。日本郵船も1,435万円とほぼ同水準で、海運大手2社が業界の年収ランキングを牽引しています。
参考)物流業界の売上ランキング|大手20社の年収・将来性や転職のポ…

ヤマトホールディングスは平均年収1,226万円で、海運以外ではトップの平均年収です。川崎汽船は1,222万円で4位にランクインしています。三菱倉庫は912万円で5位です。​
11位以降では、SGホールディングス(佐川急便)が769万円、セイノーホールディングスが691万円となっており、700〜500万円という日本の平均年収460万円以上の収入を得られます。つまり年収700万円が基準です。​
グローバルに展開している物流企業は高年収を狙える企業も多く、海外拠点で働く場合には現地の給与水準や手当が加算される場合があり、多くの従業員が大幅な年収増を実感しています。国際物流において世界的な競争に挑むため、高いポテンシャルを持つ従業員を求めており、平均年収が1000万円に近い額や800万円前後という高い水準が一般的です。

国際物流職種別の年収格差

国際物流業界では、職種によって年収に大きな開きがあります。肉体労働系職種(港湾荷役、トラック運転手、倉庫関連など)の平均年収は400万円以下の場合もあります。これらの職種は肉体的にハードな仕事であるものの、平均年収はやや低めです。​
通関士の全国平均年収は約591万円です。厚生労働省の最新データによると、通関士の基本給は平均で月額36.6万円となっています。これに各種手当が加わり、月給総額は約39.6万円に達します。
貿易事務の平均年収は約360万円から440万円程度です。20代の若手であれば年収は約326万円から387万円程度ですが、30代以降になると専門知識や経験が活かされ、年収は400万円以上になることが多いようです。
参考)商社で活躍!貿易事務の仕事と年収の現実 - KOTORA J…

企業規模別では、大手商社・メーカーで年収450万円〜700万円(正社員)、中堅企業で年収350万円〜500万円、中小企業・専門商社で年収280万円〜420万円となっています。どういうことでしょうか?
参考)【貿易事務の年収事情】仕事内容・給与相場・キャリア形成のポイ…

企業規模が年収に直結するということですね。

国際物流通関士の資格手当の実態

通関士の資格を取得すると、多くの会社で1ヵ月あたり3,000円〜1万5,000円の資格手当を支給しています。年間の支給額は3万6,000円〜18万円となり、この金額を基本給に上乗せすると、通関士の平均年収は424万円〜438万円と考えることができます。
参考)通関士の気になる?年収・給料・収入【スタディサプリ 進路】

企業規模別の資格手当の相場は以下の通りです。
参考)通関士の平均年収と資格手当の実態|未経験からの年収アップ術

企業規模 月額手当 年間総額
大手企業 1.5万円前後 18万円程度
中堅企業 1万円前後 12万円程度
中小企業 5千円前後 6万円程度


経験年数に応じて手当が増額される企業も多く、10年以上のキャリアでは基本手当が1.5〜2倍になるケースもあります。経験10年で600万円以上も可能です。​
全国平均で約551.4万円が通関士の年収ですが、月額3,000円〜15,000円の資格手当が加算されることで、実質的な年収はさらに高くなります。18万円が最大額です。​
通関士の資格手当を最大化するには、大手企業への転職を検討することが有効です。大手企業と中小企業では月額1万円、年間で12万円の差が生まれるため、長期的なキャリアを考えると無視できない金額になります。

国際物流会社で年収を上げる独自戦略

国際物流業界で年収を大幅にアップさせるには、単なる経験年数の積み重ねではなく、戦略的なキャリア形成が必要です。外資系物流企業では、実力主義による評価システムが導入されており、若手であっても成果を上げれば早期の昇給や昇進が期待できます。
参考)• 外資系物流会社とは?仕事内容や企業例・転職のポイントを紹…

年収の構成は、基本給に加えて業績連動型の賞与やインセンティブなど変動要素が含まれています。特に営業職では、達成した売上目標に応じて追加のボーナスが支給されるケースもあります。マネジメント職に就くと、部門の業績に連動した報酬体系となることが一般的です。​
海外勤務を選択することで、年収を200万円以上アップさせることが可能です。海外勤務の通関士の平均年収は600万〜800万円ほどで、海外赴任手当、家族手当、危険手当などの支給があるためです。​
複数の専門スキルを掛け合わせることも有効です。通関士の資格に加えて、英語力(TOEIC800点以上)や貿易実務検定などの資格を取得することで、国際物流の中でも高度な業務を担当できるようになり、年収アップにつながります。厳しいところですね。
中小企業から大手企業への転職も年収アップの王道です。中小企業の平均年収350万〜480万円に対し、大手企業では700万円前後と、約2倍の開きがあります。転職エージェントを活用して、自身のスキルを最大限評価してくれる企業を見つけることが重要です。
参考)【2026年】運送業の年収は?未経験の転職で高収入は目指せる…


通関業務の経験を活かしつつ、物流コンサルタントや物流企画職へのキャリアチェンジも選択肢の一つです。これらの職種では、現場の知識に加えて経営的な視点が求められるため、年収800万円以上も十分に狙えます。これは使えそうです。
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