12月30日に振込処理が完了すると安心していませんか?
2026年の金融機関の年末年始は、12月31日(水)から1月4日(日)まで5日間が休業期間となります。銀行法施行令により、毎年12月31日から1月3日までは法定休業日と定められていますが、2026年は1月4日が日曜日にあたるため、窓口の営業再開は1月5日(月)からとなります。
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年内の最終営業日は12月30日(火)です。三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、ゆうちょ銀行などの主要金融機関は、すべて同じスケジュールで休業します。窓口の営業時間は通常どおり午前9時から午後3時までです。
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最終営業日は例年、振込や現金引き出しで窓口が非常に混雑します。通関業務従事者にとって、関税の納付や取引先への支払いが集中する時期でもあるため、12月25日から27日までに主要な振込を完了させることが推奨されます。
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年末年始期間中も、ATMは稼働しています。ただし営業時間が短縮されたり、祝日扱いの手数料が適用されたりする場合があります。
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ATMは年末年始期間中も利用できますが、各金融機関で稼働時間と手数料体系が異なります。主要銀行のATMは、12月31日から1月3日まで概ね午前8時45分から午後9時まで稼働します。コンビニATMは24時間稼働するケースが多く、年末年始の緊急時に最も安定した選択肢となります。
参考)https://www.mizuhobank.co.jp/oshirase/nenmatsu2025.html
手数料については注意が必要です。年末年始期間中は「祝日・休日扱い」となるため、通常より高い手数料が適用されます。自行ATMでも時間外手数料がかかる場合があり、他行ATMやコンビニATMではさらに高額になります。
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みずほ銀行のATMは、1月2日から1月4日まで午前9時から午後5時まで稼働します。三井住友銀行やみずほ銀行では、一部ATMで稼働制限がかかります。店舗ごとに営業時間が異なるため、利用前に各金融機関の公式サイトで確認しておくことが大切です。
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通関業務で急な資金移動が必要になった場合、手数料無料の時間帯を事前に確認しておけば、余計なコストを避けられます。
年末年始の振込処理は、通常とは異なるスケジュールで動きます。12月30日の午後3時以降に窓口で受け付けた振込や、ATM・ネットバンキングで実行した他行宛振込は、翌営業日の1月5日に処理されます。つまり、最大6日間も反映が遅れる可能性があるということです。
ネットバンキングは原則24時間365日利用できますが、振込先の金融機関や受取人口座の状態によっては翌営業日扱いになります。特に他行宛の振込は、データ受付締切と資金引落時刻が異なるため、同じ時刻でも営業日カレンダーの切替により翌営業日扱いになることがあります。
参考)年末年始の営業時間のご案内
通関業務では、輸入許可後の関税納付や運送業者への支払いなど、期限が厳格な取引が多数あります。12月30日の午前中までに振込を完了させることが鉄則です。年末最終日の振込は入金反映が翌営業日扱いになり、取引先との信頼関係にも影響します。
参考)【2025-2026年最新版】銀行の年末年始営業はいつまで?…
総合振込や給与振込を利用している企業では、指定日が休日なら前営業日扱いの早期処理が必要です。承認フローが複数段階ある場合は、社内承認の締切も前倒しにしないと間に合いません。
税関は年末年始期間中、通常の業務体制とは異なります。東京税関では、令和7年(2025年)12月27日(土)から令和8年(2026年)1月4日(日)まで、特別通関部門のみで海上貨物および航空貨物の輸出入通関業務を行います。保税運送の承認、到着確認、コンテナリストの受理も同様に対応します。
参考)https://jteia.org/wp-content/uploads/2023/06/20211213nenmatsu_tokyokou.pdf
事前の準備が極めて重要です。12月26日(金)15時までに「輸出入申告予定表」または「保税事務取扱予定表」を税関の通関総括部門または保税部門へ提出する必要があります。1日100件程度の保税事務が見込まれる場合も、同じ期限までに予定表の提出が求められます。
参考)https://www.customs.go.jp/tokyo/nenmatsu_baraki2025-2026.pdf
期限を過ぎても対応は可能です。12月26日15時以降に予定が判明した場合は、業務部特別通関部門に直接提出できます。ただし、年末の繁忙期には税関職員の配置も限られているため、できる限り早めの提出が望ましいとされています。
参考)年末年始に輸出入通関が遅れやすい理由と企業が取るべき実務対策…
関税の納付については、納期限延長制度を活用できます。包括延長方式を利用すれば、特定月分の輸入申告をまとめて、月末の翌日から3ヶ月以内に納付すればよいことになります。通関業務従事者にとって、年末年始の資金繰りを調整する有効な手段です。
参考)https://www.customs.go.jp/tetsuzuki/c-answer/imtsukan/1302_jr.htm
通関業務で使用するリアルタイム口座振替(ペイジー、ダイレクト方式)は、年末年始に一部利用停止の期間があります。1月1日(木)20時15分から1月2日(金)5時40分までの間は、リアルタイム口座振替での納付ができません。金融機関ごとにサービス提供時間が異なるため、あらかじめ取引金融機関に確認が必要です。
参考)https://bbs.naccscenter.com/_files/00171212/2025120801.pdf
マルチペイメントネットワーク(ペイジー)を利用する場合も注意が必要です。日本郵便の外国来郵便物(輸入)に係る申告代行手数料の支払いは、12月31日23時15分から1月3日23時59分まで停止されます。この期間中に郵便物の受取りを希望する場合は、通関交換局の窓口で直接支払う必要があります。
参考)お知らせ - 日本郵便
納期限は自動的に延長されます。関税や消費税の納期限が銀行休業日にあたる場合、次の営業日まで期限が延びます。たとえば12月31日が納期限の場合、実際には1月5日(月)まで延長されます。税務署は12月29日から1月3日まで休業、銀行は12月30日から1月3日まで休業のケースが多いため、通常は1月4日が納期限となりますが、1月4日が日曜日と重なる2026年は1月5日まで延長されます。
参考)納期限に銀行や税務署が休みの場合はどうなるの? - 渋谷区松…
税関公式サイトで関税等の納期限延長制度の詳細を確認できます
納期限の自動延長があるとはいえ、年始の業務再開後は処理が集中します。可能な限り年内に納付を完了させるか、納期限延長制度を計画的に活用することで、年明けの業務負担を軽減できます。
年末年始の金融機関休業は、通関業務の現場にさまざまな影響を及ぼします。港湾や空港での貨物の到着は年末年始も続きますが、銀行決済の停止により輸入許可後の貨物引取りが遅れるケースが増えます。世界の物流が最も混雑する時期であり、税関の休暇、貨物量の急増、港湾混雑が重なるためです。
担保提供の手続きは年内に完了させる必要があります。税関では、担保の提供に関する事務は特別通関部門で行えないため、年末年始前に収納課で手続きを済ませることが必須です。担保提供が遅れると、納期限延長制度を利用できず、年末の資金繰りに支障をきたします。
早期申告と予備申告の活用が鍵となります。12月28日(月)は事務の輻輳が予想されるため、可能な限り早めの申告が求められます。輸入については予備申告を活用すれば、貨物到着前に審査を進められ、年末の処理遅延を回避できます。
通関業者にとって、顧客への事前の情報提供も重要です。年末年始に輸出入を予定している荷主に対し、金融機関の休業スケジュールと税関の特別対応について早めに周知することで、トラブルを未然に防げます。
12月25日から27日の間に、以下の項目を確認リストとして活用できます:
東京税関の年末年始通関業務案内で最新情報を確認できます
年末年始の準備を12月中旬から始めることで、金融機関の休業による業務停滞を最小限に抑えられます。通関業務従事者にとって、この時期の計画的な対応が、年明けのスムーズな業務再開につながります。