imdg code 42-24 pdf入手方法と通関業務の最新対応要件

2026年1月から義務化されるIMDGコード改正42-24版のPDF入手方法と通関業務での実務対応を解説。電気自動車や危険物の分類変更、書類不備による罰金リスク、特別規定の最新要件を知らないと、あなたの申告ミスが10万ドル級の損害を招く可能性があることをご存知ですか?

imdg code 42-24 pdf入手と通関実務

危険物の無申告でコンテナ1本あたり最大10万ドルの罰金が請求される

この記事の3ポイント要約
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IMDGコード42-24版の入手先

IMO公式サイトまたは日本海事検定協会から最新版PDFを入手可能。2025年1月から任意適用、2026年1月から義務化

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通関業務での重要変更点

電気自動車の分類細分化、SP962の表示要件厳格化、ナトリウムイオン電池の新規UN番号追加が主な改正内容

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コンプライアンス違反のリスク

書類不備や誤申告は船積拒否だけでなく、罰金・関連費用・弁護士費用がすべて荷主負担となる

imdg code 42-24 pdfの公式入手先と価格


IMDGコード改正42-24版のPDFは、国際海事機関(IMO)の公式電子出版サイトから入手できます。2024年5月のIMO海上安全委員会第108回会議で採択され、2025年1月1日から任意適用が開始されました。


参考)IMDG Code Supplement – 2024 Ed…


2026年1月1日から義務化されます。


参考)IMDG code amendment - Finnline…


日本国内では、一般社団法人日本海事検定協会(NKKK)が改正概要を収録したテキストを提供しています。IMOの公式版は英語の2巻構成で、第1巻には一般規定・分類・容器規定が、第2巻には危険物リストと付録が含まれます。通関業務では、国土交通省が公布した「船舶による危険物の運送基準等を定める告示」も2025年1月1日から施行されており、IMDGコード第42回改正を反映しています。


参考)Code IMDG – Édition de 2024


日本の法令はIMDGコードの内容に準拠して制定されているため、通関業務従事者は両方を参照する必要があります。


参考)国際海上危険物規程;IMDG コード

IMO公式サイトのIMDGコード補足版(2024年版)
このページでは、改正42-24に対応した緊急対応手順書(EmSガイド)や医療応急処置ガイド(MFAG)など、実務に必要な関連文書が入手できます。


imdg code 42-24の通関業務での主要改正点

今回の改正で最も影響が大きいのは、電気自動車やリチウム電池搭載車両の分類細分化です。国連危険物輸送勧告(UN TDG)との整合性を図り、新しいUN番号が追加されました。


参考)IMDG Code Amendment 42-24 – Ma…


ナトリウムイオン電池に対応する新規マークや、炭素製品(UN1361/1362)の規制強化も実施されています。


参考)Implementation of IMDG Code Am…


特別規定SP962の要件も厳格化されました。内燃機関、燃料電池、またはバッテリーで動作する車両・装置は、コンテナ4面すべてに表示板(プラカード)の貼付が推奨されます。この変更は、港湾ごとに異なる解釈を防ぎ、確認作業の遅延リスクを回避するためです。


参考)https://www.maersk.com/~/media_sc9/maersk/local-information/files/asia-pacific/korea/export/maersk-customer-advisory-regulatory-changes-imdg-code-amendment-42-24_korean.pdf


書類記載要件も変更され、免除・承認に関する証明書を輸送書類に添付することが必須となりました。

荷送人は、デジタルテンプレートやEDIシステム、船積書類を新コードに合わせて更新する必要があります。海洋汚染物質の免除基準も、5kg以下または5L以下の量に適用されるよう明確化されました。

改正42-24の詳細変更点まとめPDF
このPDFには、2025年1月1日から任意使用可能な変更点の詳細が記載されており、通関業務の実務対応に役立ちます。


imdg code違反時の通関業務での罰則と費用負担

危険物の無申告または誤申告が発覚した場合、船会社への罰金および積出港・積替港・積卸港で発生したすべての関連費用と弁護士費用は荷主負担となります。罰金額は船会社によって異なりますが、実例としてコンテナ1本あたり最大10万米ドル(約1,500万円)の請求が発生したケースがあります。


参考)危険物の無申告積載についてのご注意とお願い

船積拒否のリスクもあります。


参考)第8回海洋運送業雑学講座

書類不備や記載ミスがあると、船積みが認められず、輸出スケジュールに重大な遅延が生じます。通関業務では、船積み前の申請・承認が必須となっており、SDS(安全データシート)、IMDGコードによるUN番号・クラス分類の確認、船会社への事前申請(危険物申告書)、輸出入国での特別許可(該当品目の場合)が必要です。

SDSの「14.輸送上の注意」に国連番号や正式輸送品目名(Proper Shipping Name)の記載がある場合、海上危険物に該当する可能性が高いため、IMDGコードで確認する必要があります。

早めの準備と正確な記入が重要です。

2026年1月1日以降は改正42-24の遵守が義務となるため、荷送人は分類・梱包・表示・ラベル貼付・書類作成のすべてが新規定に完全準拠しているか確認しなければなりません。他の船会社運航船にブッキングする場合、各運航会社の受入ポリシーに従う必要があります。

imdg code 42-24のSP962特別規定の実務対応

特別規定SP962は、内燃機関・燃料電池・バッテリーで動く車両または装置のうち、SP961の条件を満たさないものをクラス9に割り当てる規定です。車両や装置は、バッテリー・エンジン・燃料電池・圧縮ガスボンベ・アキュムレータ・燃料タンクからの漏れの兆候がないことが求められます。


参考)https://www.sitc.co.jp/lines/sp962.pdf


コンテナ4面への表示板貼付が推奨されます。


参考)https://www.maersk.com/~/media_sc9/maersk/local-information/files/asia-pacific/japan/export/advisory---others-and-document/maersk-customer-advisory-regulatory-changes-imdg-code-amendment-42-24-japanese.pdf


この要件は、IMDGコード改正42-24の遵守を支援し、港湾ごとの解釈の違いによる確認作業の遅延や不要な滞留を防ぐためです。荷送人は、コンテナをターミナルに搬入する前に、表示板の貼付状況を必ず確認する必要があります。


ブッキング情報と輸送書類が変更された規定を正確に反映しているかの点検も必須です。

規定を遵守しない場合、貨物の輸送遅延・搬入拒否・罰金賦課などの不利益が発生します。通関業務では、荷送人がSP962の要件を満たしていることを証明・保証する書面を用意し、船会社に提出することが実務上求められます。該当貨物のUN番号、正式輸送品目名、ブッキング番号、積地・揚地・配送地などの情報を正確に記載した申告書が必要です。


imdg code改正スケジュールと通関実務の準備事項

IMDGコードは2年ごとに更新されており、2021年5月時点の最新版は2020年採択の第40版でした。今回の改正42-24版は2024年5月採択で、2025年1月1日から任意適用、2026年1月1日から義務適用となります。


参考)IMDG Code – 2024 Edition


2025年12月31日までは、2022年版(改正41-22含む)も併用可能です。

通関業務従事者は、移行期間中に新旧両方の規定を理解しておく必要があります。2026年1月1日以降は改正42-24のみが有効となるため、すべての申告書類と実務プロセスを新基準に適合させなければなりません。


参考)https://kaikoumu.zendesk.com/hc/ja/articles/52166974782105--%E8%A6%8F%E5%89%87-2026%E5%B9%B41%E6%9C%881%E6%97%A5%E4%BB%A5%E9%99%8D%E7%99%BA%E5%8A%B9%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B%E6%9D%A1%E7%B4%84-%E8%A6%8F%E5%89%87%E6%94%B9%E6%AD%A3%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81


主な準備事項は、リチウム電池・ナトリウムイオン電池・炭素製品の新規制確認、電気自動車のUN番号細分化対応、SP962の表示要件遵守、書類テンプレートとEDIシステムの更新、免除・承認証明書の添付準備です。


SOLAS条約第VII章A部分第1条の適用船舶はすべて対象となります。

日本では船舶安全法、海洋汚染防止法、危険物船舶運送及び貯蔵規則などがIMDGコードに準拠しているため、国内法令の改正内容も併せて確認する必要があります。国土交通省のウェブサイトでは、危険物の海上運送に係る安全対策として、IMO基準の最新情報が公開されています。


参考)船舶による危険物の運送基準等を定める告示の一部改正について


国土交通省の危険物海上運送安全対策ページ
このページでは、IMDGコード、IBCコード、INFコードなど、国際的な安全基準の最新情報が入手できます。




IMDG code: international maritime dangerous goods code, incorporating amendment 40-20