オープントップコンテナ内寸とサイズ規格の種類と注意点

オープントップコンテナの内寸は20フィート・40フィートで異なり、メーカーや型式によっても差があります。通関業務で正確な寸法把握が求められる理由とは?

オープントップコンテナ内寸の基準サイズ

メーカーによって内寸は最大50mm以上ズレます。


オープントップコンテナ内寸の3つのポイント
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20フィート標準内寸

長さ約5,898mm、幅約2,352mm、高さ約2,342~2,385mmが目安となる標準的な内寸サイズ

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40フィート標準内寸

長さ約12,032mm、幅約2,352mm、高さ約2,385~2,390mmで20フィートの約2倍の容積

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メーカー差による誤差

同じ規格でもメーカーや製造年により内寸が数十mm単位で異なるため実測確認が必須

オープントップコンテナ20フィートの内寸詳細


20フィートのオープントップコンテナは、外寸が長さ6,058mm、幅2,438mm、高さ2,591mmで統一されています。


参考)https://www.jpntrust.co.jp/service/container.html


内寸は長さ5,898mm前後、幅2,352mm前後が標準です。


参考)オープントップコンテナ - オーシャンシステム


高さは2,342~2,385mmの範囲で変動します。この高さのバラつきは、床材の厚みや内装仕様の違いによるものです。


参考)海上コンテナ寸法の目安 - 相互運輸株式会社


内容積は約33立方メートル程度となり、一般的なドライコンテナとほぼ同等の容量を確保しています。ドア開口部は幅約2,340mm、高さ約2,280mmが標準で、リアドアからの搬出入も可能です。天井開口部は長さ約5,560~5,898mm、幅約2,230~2,340mmとメーカーにより差があるため、上部からの荷役計画では実測が必要です。


参考)Redirecting to https://www.one…


通関業務では、貨物の三辺寸法が内寸ギリギリの場合、メーカー差による数十mmの誤差が積載可否を左右します。


オープントップコンテナ40フィートの内寸と容積

40フィートは外寸が長さ12,192mm、幅2,438mm、高さ2,591mmです。


参考)【新造コンテナ】40フィートオープントップ 【新品・中古コン…


内寸は長さ約12,032mm、幅約2,352mm、高さ約2,385~2,390mmとなります。20フィートの約2倍の長さですが、幅と高さは同等です。


内容積は約67立方メートル程度で、20フィートのほぼ2倍の容量を持ちます。大型機械や長尺物の輸送で選ばれることが多いサイズです。


参考)コンテナサイズ一覧


ドア開口部は幅約2,340mm、高さ約2,280mmで20フィートと同じですが、天井開口部は長さ約11,798~12,032mmと広大です。上部から長尺貨物を搬入する際、この開口寸法が作業効率を大きく左右します。


40フィートハイキューブタイプも存在し、内寸高さが約2,653~2,695mmまで拡大されます。高さ2.5m以上の貨物では、ハイキューブの選択がコスト削減につながります。


オープントップコンテナ内寸のメーカー別誤差

ISO規格では外寸と最大総質量のみ規定されています。

内寸は規定以上であれば問題ないとされるため、メーカーや製造時期で差が生じます。同じ20フィートでも、内寸長さが5,867~5,910mmの範囲でばらつくケースがあります。


参考)海上コンテナ【オープントップコンテナ】 - N-avigat…


幅も2,332~2,352mmと約20mmの差が報告されています。高さは床材の厚さに左右され、2,342~2,390mmの約50mmの差が存在します。


この誤差は通関申告時のトラブル原因となります。貨物寸法が内寸ギリギリで申告された場合、実際のコンテナでは収まらないリスクがあるためです。


特に重量物や高額貨物では、船社からコンテナ仕様書を事前入手し、実測値での積載計画が推奨されます。コンテナ番号ごとに寸法を記録しておくと、次回以降の業務効率が上がります。


ONE社のコンテナ仕様ページでは、実際に使用されるコンテナの詳細寸法が確認できます。

オープントップコンテナのソフト型とハード型の内寸差

オープントップコンテナには、ルーフ形状が異なる2種類があります。


参考)https://www.rhinos.jp/opentop/

ソフト型は、ターポリンと呼ばれる幌で天井を覆うタイプです。ルーフボウと呼ばれる着脱式パイプで幌を支える構造で、流通量が多く一般的です。

ハード型は、スチール鋼板のルーフパネルを使用します。クレーンやフォークリフトでパネルを着脱し、側面のロッキングバーで固定する仕様です。

内寸への影響は高さに現れます。ソフト型はルーフボウが内部に張り出すため、有効高さが数十mm低くなる場合があります。ハード型はパネルが外側に位置するため、内寸高さを最大限確保できます。


通関業務では、型式の違いを貨物積載計画に反映させる必要があります。高さギリギリの貨物では、ソフト型のルーフボウ干渉リスクを考慮してください。


ハイキューブやハーフハイトなどのバリエーションも、ソフト・ハード両方で存在します。中古コンテナは主にソフト型の20フィート・40フィートです。

オープントップコンテナ内寸確認で避けるべき通関トラブル

内寸の誤認は、積載不可や船積み遅延を招きます。


貨物が数mm単位で内寸を超過すると、船社から積載拒否される事例があります。再手配には追加費用と時間がかかり、納期遅延のペナルティが発生するリスクがあります。


参考)オープントップコンテナとは?10分でわかりやすく解説 - ロ…

通関申告書に記載する貨物寸法と、実際のコンテナ内寸の整合性チェックが重要です。申告寸法がコンテナ内寸の95%を超える場合は、実測での確認をお勧めします。


天井開口部からの荷役では、クレーン作業の安全マージンも考慮してください。重量物は慎重な操作が求められるため、内寸ギリギリの計画は避けるべきです。


参考)https://logipalette.jp/journal/2216/

オープントップコンテナは通常のドライコンテナより費用が高額です。内寸誤認による再手配は、さらにコスト増につながります。

船社ごとにコンテナ仕様書を整理し、過去の積載実績をデータベース化すると、トラブル回避率が向上します。特に定期輸送では、同一船社・同一コンテナ型式の使用が推奨されます。


ジャパントラストのコンテナサイズ表には、船社別の寸法目安が掲載されています。




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