LCLはリリスの体液から採取されています。
LCLは「Link Connect Liquid(リンク・コネクト・リキッド)」の略称です。日本語に翻訳すると「同調接続用液体」という意味になります。
参考)エヴァンゲリオンでの外国語|かわった教師@ネイティブ英語…
この名称は、エヴァンゲリオン序の画コンテ238において正式に明記されています。
つまり公式設定です。
参考)心の壁ATフィールド展開とLCLの意味とは コアとの関係
エヴァンゲリオンのエントリープラグ内を満たすこの液体は、パイロットとエヴァを神経接続するための媒介物として機能します。作品内では、この接続の強さを「シンクロ率」という指標で表現しており、シンクロ率が高くなければエヴァを操作できず使徒との戦闘も不可能なのです。
参考)シンエヴァ/赤い液体LCLと人類補完計画の関係を考察 - ア…
LCLがあることで初めて、パイロットの神経信号がエヴァに伝達され、パイロットの五感とエヴァの感覚が同期するようになります。
神経接続の媒介が基本です。
参考)LCLは実在した!?『新世紀エヴァンゲリオン』 〜SF作品が…
LCLはオレンジ色から赤色の液体として描かれています。テレビアニメ版では主にオレンジ色で描写されていましたが、新劇場版シリーズでは赤色に変更されました。
この液体は粘着質で、血のような臭いがあると作中で説明されています。第1話でシンジが初号機に初めて搭乗する際、エントリープラグ内にLCLが注入されるシーンが印象的に描かれています。
参考)エヴァンゲリオンのLCLとは?なぜシンジは溶け込んでしまった…
LCLの最も重要な物理的特性は、酸素を溶かし込んでいることです。この特性により、パイロットは液体に浸かりながらも呼吸が可能になります。科学的には、空気と同じくらいの酸素が溶けた液体であれば、それを肺に吸い込んでも人体との酸素・二酸化炭素の交換が起きるため呼吸が可能になるという原理に基づいています。
参考)https://w.atwiki.jp/evacommu/pages/88.html
パイロットが搭乗すると電荷されて分子配列が変化するという設定もあり、母胎内の羊水をイメージさせる性質も持ち合わせています。
母親の子宮の寓話とされています。
参考)綾波レイ復活のトリセツ、水槽が果たす意外な役割とは? Mos…
LCLの正体は、第2使徒リリスの体液です。リリスは「新世紀エヴァンゲリオン」に登場する生命の源のような存在で、全ての人類を生み出す基になった使徒です。
参考)第2使徒「リリス」の正体を徹底解説!リリンやアダムとの関係は…
リリスはネルフ本部の最深部に磔にされており、そこからLCLが採取されています。作中では長らく第1使徒アダムと思われていましたが、渚カヲルのセリフによりリリスであることが判明しました。
リリスが生み出したのが「リリン」であり、そのリリンが更に子孫として繁栄させたのが劇中世界における人類なのです。つまり、LCLは人類の祖先とも言える存在の体液であり、生命の起源と関連づけられています。
エヴァンゲリオン初号機は、エヴァの中で唯一リリスのダイレクトコピーという特性を持っています。その他のエヴァ機体の多くはアダムスのコピーを素体にしていますが、コアユニットにはリリス由来のものが使用されている可能性が指摘されています。
リリス由来が原則です。
LCLはエヴァとパイロットの神経接続を確立する不可欠な要素です。エヴァンゲリオンは通常の兵器とは異なり、パイロットの精神状態や意識と連動して動作するため、LCLを通じて精神的なシンクロが行われます。
パイロットがエントリープラグに乗り込みLCLに浸ることで、エヴァと同調し戦闘が可能となります。このLCLによる接続を通じて、パイロットの意識がエヴァに同調し、より高度な戦闘が可能になるのです。
また、LCLにはパイロットを保護する重要な役割もあります。エヴァが受ける外部からの衝撃を中和し、パイロットが直接ダメージを受けないようにする防壁機能を持っています。テレビ版でアスカが使徒の精神汚染を受けた際には、この防壁機能でも防げず精神崩壊という最悪の結末を迎えています。
具体的には、LCLはパイロットの肺に直接空気を供給する機能と、パイロットを精神攻撃や物理的衝撃から保護する二重の役割を持っています。ダメージを中和しているから気絶で済んでいるだけで、LCLなしでは耐えられないほどの攻撃も多いのです。
中和が条件です。
LCLは人類補完計画において中核的な役割を果たします。人類補完計画とは、地球に高度な文明を築き上げ人類を統合するための計画であり、リリスが深く関与しています。
作品の終盤において、人類がATフィールド(自分と他人の壁)を失い、LCL化する描写があります。人間は「自分と他人」という壁があるから自分が存在すると考えられており、この壁がATフィールドと呼ばれています。
参考)エヴァンゲリオンの事についてLCL化って友達から聞いたんです…
ATフィールドがなくなると生命が維持できなくなり、つまり死を迎えます。死ぬとATフィールドがなくなり、「自分と他人」の壁が消失するため、シンジはLCLに溶けてしまったのです。
旧劇場版では、不要な肉体を捨ててLCLの海に還る、すべての人類が溶け合ってひとつになった状態が描かれており、これこそが人類補完計画の目指すものでした。LCLは他者との障壁をなくすものであり、人類を統合する媒介として機能するのです。
他者との障壁をなくすということですね。
参考)エヴァンゲリオンで質問です。最終回になぜみんな溶けてドロドロ…
LCLの原料について、興味深い考察があります。一部のファンの間では、LCLはレイのクローン体から採取されているのではないかという説が唱えられています。
綾波レイの水槽には最大で500体以上の未使用クローンが保管されており、レイが戦死した際には新しい肉体に魂を移植し蘇生させることが可能です。この水槽内にもLCL液体が充填されており、レイのクローン体を安定的に保管しています。
理論的には、エヴァに入れる魂となった人の成分を極限まで薄めたか、レイのクローンから自我を奪ってLCLにしたかのどちらかになる可能性が指摘されています。ただしこの考察は公式に明言されているわけではなく、ファンによる推測の域を出ません。
もう一つの意外な事実として、LCLによる液体呼吸は実際に科学的に可能だということです。現実世界でも、酸素を十分に溶かし込んだ液体を用いることで、ネズミなどの小動物が液体呼吸できることが実験で確認されています。
これは使えそうです。
参考)エヴァンゲリオンのLCLは実在する-液体呼吸するネズミ - …
エントリープラグは母親の子宮の寓話とされており、LCLはほぼ羊水のようなものだと多くの視聴者が解釈しています。パイロットがLCLに包まれることで、母胎内にいるような状態になり、エヴァという巨大な存在と一体化する象徴的な演出になっているのです。
参考)Reddit - The heart of the inte…
また、ダミーシステム用のコアとしてレイの無魂のクローン体が利用されており、レイのデータを利用するダミーシステムの中核を成しています。このように、LCLとレイのクローン技術は密接に関連している可能性があるのです。
エヴァンゲリオンのLCLと人類補完計画の詳細な関係性について解説した参考記事
液体呼吸の科学的メカニズムと実験例を紹介している資料

LCL CANON用 キャノン用 CRG-067 CRG-067BLK チップ付き 残量表示 (1パック ブラック) 互換トナーカートリッジ 対応機種:Canon Satera MF656Cdw MF654Cdw